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e-book出版の実際
山の辺書房の一例の辺
はじめに
1.原稿を書く
2、手書き又はワープロ
3、過去の人生で輝いた一幕のみを取りだし  その場面を短編とし  て書いてみる
4、原稿拝見。直しが必要なときはご指導
5、書き直し
※お客様への助言や
お手伝いは無料

無 料

1、再度原稿拝見
OKであれば組み版実行2、仮本制作(この作業は著  者責任校正の為2~3  回仮本制作をする)

※ここまでは、1文 字当り1円20銭の制 作手間賃となる。
400字詰原稿一枚に 付480円(この金額のみが著者負担)

有 料

1、著者の希望する本の判型に正式組み版実行
2、仕上りを著者に提示
3、校正確認は自伝の場合、 出版法により著者に全責任  が生ずる為【校正確認了承  印を受ける】
4、電子書籍として当該サイトにて出版し、本が売れたと  き著者に一冊当り売価の1  割を還元する。 
※売れれば若干の印税が
著者の元に

販売実績で印税

このように
電子書籍は従来型自費出版の概念を大きく変えた
紙の本を出版社の言いなりに大量印刷する必要が無くなり
売れ残り・返本のストレスから解消
著者は何の心配もなくのびのびと執筆できる環境となった

著者負担は印字・仮本制作のところだけ(山の辺の場合)
書いた書籍の人気が出れば1割の印税が入る

例えば原稿用紙100枚なら480×100=48000円だけで
自分の本がインターネットで公開となる
友人・知人にダウンロードしてもらえれば少なくとも
50冊程度は売れる可能性がある
先ずは電子書籍で人気度を試してみる
人気が確認できれば100部ほど紙の本を作っても良い

プロ作家でも返本が発生する
素人の自伝となると先が読めない
自費出版をする場合は最初から冒険してはいけない
初期投資を最小限にしてかかることが正解なのだ

老婆心ながら一言

初めて本を作った時は

誰しも、自分の著作は人気

が出ると妄想する

しかし

私の四十年の経験からいうと、そう簡単には売れないのが実際だ

映像が人間の脳を支配する現在の社会

絵の付いた漫画ならともかく

「行間を読む」という言葉が死語になってしまった今

文字ばっかりの自伝は余程のことがない限り日の目を見ない

この事実を頭の片隅に置いておく必要がある

参考として、私が商工会議所を介して配布した警鐘チラシを掲げておく
★自伝を書くときの決まり事・注意点★
●各種政治団体や宗教団体(勧誘・布教)に関する内容の書籍出版はしない
●但し、環境問題を取り扱う団体はこの限りではない
●自伝故、恋愛・不倫はこの限りではない。理由は不倫なくして人間を語ることができないからだ。このことは古典文学がそう言っている
●他の人の人格を傷つけるような内容記述はだめ(以前、こんな原稿が送られてきたことがある。
【余命3か月と宣告をうけた。この世を去る前に、親戚知人からひどい目に あわされ続けてきた。今、恨みでいっぱいなの。もうじき今生のお別れなの だからせめて今のうちに悔しかった思いを本にしておきたい】)
ということだった。
「貴女の感情は理解できるが、一方的かもしれないし、他に意味があったの かもしれない。このお原稿では出版できません。単なる恨み節になるかもし れないのでね」と丁重にお断りした。
●原稿執筆について家族の同意がほしい
●更に最も重要なことは物語の内容に他人が登場する場合、必ず同意証明書をもらうこと。写真などの掲載も同じ(過去に、裁判沙汰になった例もある)
山の辺書房では、トラブル防止のため小規模出版でも出版契約書を作成して いる(書籍が売れるか否かは別として、一度出版してしまうとその書籍は一 人歩きする。どこで何が起こるか分からない)
●文章最終校正責任は【著者にある】
●自慢話はウケない。艱難辛苦どん底から這い上がり成功した話ならいいのだが、自慢だけでは読んでくれない(過去に自伝的小説部門の文学賞選考委員 をしたことがある。その多くは自慢で、また、有名人を引き合いに出して  いるケースが多く見受けられた。)
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